
こんにちは!熊本で行政書士をしている湯上裕盛です!今回は
小規模事業者持続化補助金採択後の見積提出手順
についてお話していきたいと思います!どうぞよろしくお願いします✨
小規模事業者持続化補助金採択後の見積提出手順
採択おめでとうございます!次のステップは?
小規模事業者持続化補助金の採択発表があり多くの方が採択されたかと思います。
まずは採択された皆様、おめでとうございます!
⚠️ 重要な注意事項
採択された直後は、まだ発注してはいけません!
交付決定通知書が届いてから、初めて発注が可能になります。
次の手続き:見積書の提出
採択後の次のステップは、見積書の提出です。商工会議所のホームページで採択者一覧が発表されていますが、その後すぐに見積書などの提出手続きが必要になります。
相見積もりの必要性
ルール上、一社独占は認められません。同じ条件で2つ以上の見積もりを取り、比較検討した結果、安価な方を選んだという形にする必要があります。
取引金額が100万円を超える場合は、必ず3社以上の見積もりが必要です。
見積書の必須記載事項
- 発行日が記載されていること
- 書類の名称(「お見積書」など)があること
- 宛名が補助事業者(申請した会社名)宛てであること
- 発行者の情報が記載されていること
- 見積金額の税抜き・税込みが確認できること
- 取引内容の品目が具体的に記載されていること
- 「一式」ではなく、数量が具体的に記載されていること
よくある差し戻し理由と注意点
1. 宛名の間違い
店舗名やショップ名ではなく、補助金を申請した会社名を宛名にしてください。店舗で補助金が採択された場合でも、見積書の宛名は会社名である必要があります。
2. 税込み・税抜きの表記不足
消費税額と合計金額が明確に分かるように記載してください。どれが消費税で、どれが税込み合計金額なのか、はっきりと分かるようにする必要があります。
3. 「一式」表記の使用
「〇〇一式」のような曖昧な表記は避けてください。具体的な数量や内訳を記載しないと、見積もりが不備として差し戻しになります。
申請システムでの手続き
申請システムの操作手順
- 申請システムの操作手引きを必ず確認する
- ステータスが「差し戻し」となっているのは、見積もり提出が完了していないため(不備があるわけではない)
- 経費の内訳を記載した画面で、見積書の添付欄から書類を添付
- 見積もりを取った結果、金額が変わった場合は修正する
- 提出して交付決定通知書を待つ
交付決定通知書が届くまで
見積書を提出すると、事務局で審査が行われ、交付決定となります。
⚠️ 再度の注意
交付決定通知書に記載の交付決定日から補助事業が開始できます。
採択されたからといって、すぐに発注してはいけません。必ず交付決定通知書が届いてから発注してください。
まとめ
小規模事業者持続化補助金の採択後の手続きについて解説しました。初めて申請して採択された方も多いと思いますので、マニュアルをしっかり確認しながら進めてください。
不明な点があれば、商工会議所や認定支援機関に相談することをお勧めします。
さいごに
Weekly News「教えて!ゆうせい行政書士」をご覧いただきありがとうございます。この記事では、認定経営革新等支援機関である私が週ごとに出来事や仕事の中で得た情報、補助金の話、現場のゴリゴリしたお話などををシェアしています。
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