
こんにちは!熊本で行政書士をしている湯上裕盛です!
2024年1月4週目のWeekly News「教えて!ゆうせい行政書士」のお時間です。
今回は
「今年は補助金の谷間年?」
について話していきたいと思います!どうぞよろしくお願いします✨
補助金について
経済産業省の有名どころに生産性革命推進事業と呼ばれる以下の4つの補助金があります。

小規模事業者持続化補助金
小規模事業者が経営計画を作成して取り組む販路開拓等の取組を支援
【通常枠】補助上限:50万円 補助率:2/3
【特別枠】補助上限:200万円 補助率:2/3(賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠)
(※賃金引上げ枠のうち、赤字事業者は補助率3/4)
【インボイス枠】補助上限:100万円 補助率:2/3
IT導入補助金
ITツール導入による業務効率化等を支援
【通常枠】 補助上限:30万円~450万円 補助率:1/2
【デジタル化基盤導入枠】
■デジタル化基盤導入類型
<ITツール> 補助上限:5万円~350万円 補助率:最大3/4
<PC等> 補助上限:10万円 補助率:1/2
<レジ等> 補助上限:20万円 補助率:1/2
※複数社連携IT導入類型については補助上限 3,000万円
ものづくり補助金
新製品・サービス・生産プロセス等の改善に必要な設備投資等を支援
【一般型】 補助上限:750万円~2,000万円 補助率:1/2※
【回復型賃上げ・雇用拡大枠】補助上限:750万円~1,250万円 補助率:2/3
【デジタル枠】補助上限:750万円~1,250万円 補助率:2/3
【グリーン枠】補助上限:1,000万円~2,000万円 補助率:2/3
※小規模・再生事業者は2/3
事業承継引継ぎ補助金
事業承継・引継ぎ後の設備投資等の新たな取組や事業引継ぎ時の専門家活用費用等を支援
補助上限:150万円~600万円 補助率:1/2~2/3
今年が「補助金の谷間年」とされる理由
「生産性革命推進事業」の3年計画が一旦終了することが、一つの大きな理由です。
IT導入補助金、ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、事業再構築補助金に関しても、今後の公募がないと言われている点も理由の一つです。

さらに、事業承継・引継ぎ補助金については、申請件数が少ない「専門家活用枠」のみが募集されており、今後重要となる「経営革新枠」が現在応募できない状況です。
専門家活用枠
M&Aや事業承継の際にかかる専門家の費用を支援する補助金です。
経営革新枠
社長交代後に新しい取り組みや設備投資を行う際の費用を支援する補助金です。
今後の展望
今年度の補助金は一旦落ち着きますが、来年にまた補助金が復活すると思われます。
その理由として今年9月の総裁選後、各省庁の概算要求が行われ、来年の予算案が確定した後、再び補助金制度が整備される可能性が高いからです。
まとめ
以上、今回は「今年度は補助金の谷間年?」についてお話をさせていただきました!
今年は確かに補助金の谷間年とされていますが、来年はまた補助金がリスタートする可能性が高いと思われます!
さいごに
Weekly News「教えて!ゆうせい行政書士」をご覧いただきありがとうございます。この記事では、認定経営革新等支援機関である私が週ごとに出来事や仕事の中で得た情報、補助金の話、現場のゴリゴリしたお話などををシェアしています。
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