ものづくり補助金活用事例(3D CADを導入する)

各種補助金申請

 

こんにちは!熊本市中央区で日本一真っすぐ走る行政書士の湯上裕盛です。

今日は建設業が使える補助金ものづくり補助金編ということで、「ハウスメーカーが3D CADを導入しました」というお話をしようと思います。

今回のご相談とその背景

近年、ハウスメーカーで製作されている設計の図面は、平面ではなく、立体が主流になってきています。

この立体というのは、いうなれば「パソコンの中に、設計した家が家がすでに建っている」というものです。

そのため、家の中を覗こうと思えば、あらゆる角度から覗けますし、輪切りにしたら家の中まで設計出来ています。

このような立体図面が、今はある程度浸透してきている、という背景があります。

そして、今回のハウスメーカー様からも、この3D CADを導入したい、というご相談を頂きました。

ものづくり補助金の申請ポイントとは?

ものづくり補助金を申請するにあたって、一番大事なポイントがあります。

それは「革新性」と「生産プロセスの改善」です。

革新性=自社に無く、他社でも一般的でないもの

ここで、3D CAD自体はすでにある程度浸透してきているため、ご相談を受けたときの印象は正直「革新性という意味では危うい」というものでした。

申請のポイントとストーリー

今回のようなケースでは、普通に申請書を提出しても革新性を出すことが難しいと考えられます。

そのため、革新性の定義で「他社でも一般的でないもの」を「近隣の他社の中では一般的でない」という論理で、次のようなポイントを出しました。

★近隣の他社では一般的でないもの

⇒東京では当たり前だが、熊本では導入しているところが少ないこと

⇒熊本の中心部では一般的だが、自社の〇〇町では現在導入している会社は無いこと

このようなことを申請書の中でアピールし、革新性を表現しました。

革新性とは、「オンリーワン」である必要はありません。

そのため、「自社に無く、他社でも一般的でないもの」というのは、「他社でも一般的でない」という表現を強く出したのです。

その結果、無事に申請が採択されました。

まとめ

今回は建設業の事業者様を例に、「3D CADをものづくり補助金で導入した」というお話をさせて頂きました。

◆ポイント◆

・ものづくり補助金には「革新性」が必要

・革新性とは「自社に無く、他社でも一般的でないもの」

・革新性は「オンリーワン」である必要はない

・革新性を出すには、一部の地域やジャンル等で一般的ではないことを示す

補助金の申請には、それぞれに定義や条件があります。

それらの定義や条件は、角度を変えて深掘りすればアピールすることが出来ます。

諦めずに、一度、当事務所にご相談をください。

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さいごに

ノーサイド行政書士法人は認定経営革新等支援機関として事業計画策定のプロとして経済産業省の認定を受けています。

特に熊本県内の事業者様は手厚くサポートできるかと思います。

以上、熊本市中央区で日本一真っすぐ走る行政書士でノーサイド行政書士法人の湯上裕盛でした!

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!

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