7月16日、天草経営者倶楽部主催のセミナーに講師として登壇しました。演題は「社長が知るべき“使える補助金”総まとめ2025」です。経営者の皆様に向けて、補助金の基本から2025年度に活用できる制度、そして実際の活用の進め方までを通してお話ししました。
前半は補助金の基本からお伝えしました。申請書類の提出から審査、採択、事業投資、報告を経て入金にたどり着くという全体の流れと、補助金は「先支払い・後入金」であるということです。補助率が定められていて、使ったお金の1/2、2/3、3/4が補助される形になります。すでに買ってしまったものは対象外ですし、補助金によっては支出から入金まで1年から2年くらいかかるケースもあります。自己資金やつなぎ融資も含めて、資金繰りを一緒に考えておく必要があるとお伝えしました。

続いて、2025年度に活用したい補助金を一覧で整理しました。小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金、ものづくり補助金、新事業進出補助金、事業承継・M&A補助金、自治体のローカル補助金、省力化投資補助金、省エネ補助金、成長投資補助金、成長加速化補助金の10本です。あわせて、観光地・観光産業における人材不足対策事業と、令和7年度 宿泊施設サステナビリティ強化支援事業も紹介しました。

この中から、小規模事業者持続化補助金と新事業進出補助金の2つを深掘りしました。持続化補助金は補助率2/3、一般型通常枠の補助上限は50万円で、賃金引上げ特例を使うと最大200万円まで上限が上がります。新事業進出補助金は2025年4月に新設された事業再構築補助金の後継制度で、補助率50%、従業員数に応じて最大9,000万円、補助下限額は750万円です。どちらも2025年7月時点の内容になりますので、実際に申請されるときは最新の公募要領をご確認ください。


最後にお伝えしたのは、補助金は国の政策なので、活用できるときは最大限活用して会社の発展につなげてほしいということです。ただ、補助金のために必要のない設備投資であれば、しない方がいいとも思っています。まず何がしたいのか、そのために必要な設備は何かを先に考えて、タイミングの合う補助金があれば使う。この順番が大事かと思います。今後もノーサイド行政書士法人は、事業者の皆様のお役に立つ情報提供を続けてまいります。



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